移動支援とは、障害のある方に対して外出支援を提供するサービスのことです。
便利なサービスですが、利用できないケースがあることをご存じでしょうか。
今回の記事では、移動支援を利用できないケースについてご紹介します。
▼移動支援を利用できないケース
■自宅からの通学や通勤
通年かつ長期にわたる外出支援は、基本的に認められていません。
そのため、自宅から学校への通学や職場への通勤は原則として対象外です。
ただし介護者が病気や出産などにより介助できない場合は、一時的な利用が認められることもあります。
利用条件は市町村によって異なるため、お住まいの自治体に確認しましょう。
■遊興施設への移動
パチンコや競馬など、賭け事に参加するための移動支援は受けられません。
賭け事への支援は、社会的にも倫理的にも問題があるためです。
また公的支援サービスで賭け事に参加することは、障害のある方の自立した生活を支援するという目的にも反します。
■政治・宗教活動
政治的な集会や宗教的な行事への参加は、個人的な活動と見なされます。
また移動支援は税金で賄われているため、サービス提供者の中立性を保つためにも利用できません。
▼まとめ
移動支援は、自宅からの通学や通勤・賭け事・政治や宗教活動などで利用することは認められていません。
ただし利用条件は自治体によって異なるため、事前にお住まいの自治体に確認しましょう。
『株式会社コルジリネ』は大田区にて、同行援護・行動援護・移動支援などを行なっています。
お困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。