療育について調べている時に、ABAという言葉を目にした方もいらっしゃるかと思います。
しかし実際どのように行うのか、ご存じない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ABA療法はどのような方法で行われるのかについて紹介します。
▼ABAとは
ABAとは「Applied Behavior Analysis」の略で、日本語では「応用行動分析学」と呼ばれます。
▼ABA療法の方法
■行動分析を行う
はじめに、行動分析を行います。
対象行動が起こる前の状況や、行動により得た結果を分析します。
また行動や結果だけに着目せず、環境による要因にも目を向けことが重要です。
■好ましい行動の強化・望まない行動の弱化
好ましい行動を強化するためには、その行動が自発的に起こるようにします。
起こした行動が好ましいものであった場合、スキンシップや「すごいね」「できたね」などの声掛けを行いましょう。
また逆に望ましくない行動であった場合は「望んだ結果にならなかった」と感じさせることがポイントです。
■環境の整備
一定の環境下で望ましくない行動が繰り返される場合は、環境を整備することが重要です。
気が散らないよう整理整頓を行う、また1つの行動の前に必ず行うことを決めておくことなどが挙げられます。
また見ただけで行動に繋げられるよう、イラストや写真を用いて行動を促すことも効果的です。
▼まとめ
ABA療法は、行動分析を行う・好ましい行動を強化し望まない行動を弱化するなどの方法があります。
また環境を整備すれば、より良い療育環境を提供できるでしょう。
『株式会社コルジリネ』は、発達に不安のある子どもに対し家庭教師のサービスを行っております。
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