算数障害はディスカリキュリアと呼ばれる、学習障害の一種です。
基本的な読み・書きはできるものの、算数・計算・推論することが困難な状態を指します。
今回は、算数障害がある場合の適切な勉強方法について解説します。
▼算数障害がある場合の適切な勉強方法
■視覚情報を活用
算数障害を持つ場合、数字に対する認識ができていない可能性があります。
まずは日常生活で数字に触れる生活を心がけ、抵抗を無くしていくことが大切です。
口に出して覚えるより、分かりやすい表を使って視覚的に覚えていく方法だとうまくいくケースもあります。
■物を使って計算する
算数障害は、数を概念としてとらえられない特性を持ちます。
掛け算や足し算で数字が増えるという認識がないため、おはじきや数え棒を使って視覚的に計算すると良いでしょう。
また状況によっては、計算機を使用することもポイントです。
■つまづいている部分を把握する
算数障害では、数え間違いや数え飛ばしなども多いです。
どこでつまづいているのかを観察し、解決するためのヒントを出してあげましょう。
できるという自信をつけることによって、本人のやる気にもつながります。
▼まとめ
算数障害がある場合は、視覚情報を活用する・物を使って計算する・つまづいている部分を把握することが大切です。
算数・計算・推論することが困難な状態のため、数字に慣れることから始めると良いでしょう。
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