居宅介護において、掃除はほとんどの方が依頼する生活支援の一つです。
しかし「どこまで掃除をお願いできるのか知りたい」と、思われている方も多いのではないでしょうか。
今回は、居宅介護の掃除はどこまでしてもらえるのかについて紹介します。
▼居宅介護の掃除
■できること
ヘルパーができる掃除は、利用者の生活で最低限必要な範囲のみとされています。
以下が、掃除の可能な場所です。
・利用者が使用している部屋
・トイレ
・浴室
・台所
・ゴミ出し
掃除方法にこだわりや希望がある場合は、事前に伝えましょう。
また「必ずやってほしいこと」「できればやってほしいこと」に分けて伝えることで、ヘルパーさんが清掃しやすくなります。
■できないこと
サービス範囲外となり、基本的に対応できないものは以下の5つです。
・大掃除
・家族の共有スペース
・窓拭き
・庭の掃除や手入れ
・家具の移動や修理
掃除の範囲は利用者のケアプランをもとに決められているため、事前に確認しましょう。
家事ができる同居人がいる場合、掃除を依頼できないため注意が必要です。
▼まとめ
居宅介護で掃除できる場所は、利用者の生活で最低限必要な範囲に限られています。
あらかじめ、掃除を依頼できる範囲を把握しておきましょう。
『株式会社コルジリネ』は、安心して快適に生活できる社会を実現するため、大田区にて障害者支援を行っております。
居宅介護や重度訪問介護・同行援護・ヘルパー育成など、ニーズに応じた支援を通して皆様の生活をサポートします。